RICOH CX1

RICOH CX1ですけど、散歩がてら持ち出してみました。
夕方、もうすぐ日が沈む時間帯のため、光線が弱くなっていたものの、撮影に不自由は無いぐらいの明るさはありました。

さて。

とりあえずGRにはない機能。そう、ズームです。



35mm換算?にて28mm から200mm というズーム性能は上図の通り。
これだけズームできれば結構使いがいがありそうです。手ぶれの事も考えると、これぐらいでいいんじゃないかって思ったり。
特にこのカメラをウチで使う予定の人はカメラに全然慣れていない人だから、まぁ、あんまりズームできてもきっと失敗作ばかりになってしまうでしょう。

失敗作ばかりと言えば、このカメラ、EASYモードという簡易設定モードにすることができます。
設定は製品情報のページによると
フラッシュ(オート)/
ISO感度(高感度設定オート)
手ブレ補正(ON)
ほか
ということらしいですけど、マクロへの移行が自動というのが何より気に入りました。
基本的にこのモードで使っとけ、という感じです。
フラッシュのモード変更も、マクロモードへの移行も可能なので、必要ならすぐにそうすることができるのもポイント高いですね。ただ、特にフラッシュについては、フラッシュをオフにしておいても、電源を切って再び立ち上げると設定がオートに戻ってしまうのは注意が必要そうです。

販売員の方がこんな機能がありますよって示してくれたのが連写。秒4枚の撮影が出来るのは割とありがたいかもしれませんね。以下の写真は連写を使ってとらえたもの。最大望遠でとらえたものだけど、さすがに小さいので下1/4の範囲にトリミングしてあります。



それからもう一個販売員の人がいっていたのがダイナミックレンジダブルショットモード。ダイヤルをDRにあわせてとるわけです、試しに撮影した物が以下です。



枠で囲まれた部分を大きく表示すると以下のような感じ。



ちょっと絵が作られた感がありますかね(^^; もっとも画像処理エンジンのせいなのか、普通に撮影した時でも若干そんな傾向が見られるし、そいつが強調されてしまっているのでしょう。
まぁこれぐらいしか撮影していないので評価をする事はとても出来ないのだけど、簡単にどんな時でも誰でも素敵な絵がとれる、というわけではなさそうです(そりゃそうだ)。

しかしその機能を特に調べもせず購入してしまったわけですけど、製品情報をあらためて見るとなかなか高機能ですね。それを活用するのに必要なMac版の対応ソフトウェアはまだ出ていませんけど、マルチターゲットAFなんかは面白そうだし、ブラケット機能やインターバルタイマーまでついている。ステップズームなんて機能も場合によっては使えそうです。
でもって小気味よい感触で動作してくれるんですね(ズームのレスポンスが若干遅れ気味なのが気になったかな。でもシャッターを押した時の感触の演出はなかなかよいです)。
ヨドバシの販売員さん曰く、とっても売れているのも納得な一台です。