RenderCowのポートの競合

オチとしてはなんてこともない原因だったんだけど。

Vue 9のRenderCowをレンダリングの奴隷になるマシンに入れていたのだけど、Windows側でどうにもエラーになるんです。



起動するとこんなメッセージが出てくるわけで。既にそのポートは誰かが使っているよ、ってわけっすね。ちなみに、RenderCowが使用するデフォルトのポートは5004です。

そんなわけでトラブルシュート。誰がそのポートを使っているのかの特定です。そいつの使用するポートを変更するか殺してやる事にする予定。別の方法としてはVue 9 RenderCowの使用するポートを変更するというのがありますが、設定が面倒になるのでそれは却下。

まず誰が何のポートを使っているかを調べます。



netstat -oanってコマンドを使うと、そのポートを利用しているプロセスのIDを知る事が出来るそうですね。ってことで、ポート5004はPIDが556の物に使用されている事が分かりました。そこで、次はそのPIDがなんていう名前のプロセスなのか知る為のコマンドを投げます。
talklistというコマンドだそうです。


…、ありゃ、って感じです。
Vue 7のRenderCowとかぶっていたのでした。こちらもう使わないし死んでもらっていいんですよね。



ということで、無事にデフォルトのポートでRenderCowは動作するようになり、HyperVueからも認識され、RenderCowのアップデートもなされました。

ちなみに、VueのRenderCowは、開発元からVue本体の最新版のアップデータといっしょにインストーラが配布されているわけではありません。あくまでもインストーラは購入時に付属するものだけです。で、HyperVueに補足されると、そのHyperVueを起動しているVueのバージョンとバージョンがそろうように自動でアップデートがされます。この仕組み、バージョンを確実にそろえられるので良いです。この簡易な仕組みは、小規模な環境ではとっても役に立つので、他のツールもまねをして欲しいものですね。